米軍は日本国民の頭上をかすめる危険な低空飛行訓練をただちにやめろ!みんな怒っているぞ!

辻つねお団長(県議)、皆川けいし副団長(党県副委員長・参院広島選挙区予定候補)、須山三次市議、日本共産党作木支部のみなさんといっしょに、今月4日午後0時半ごろ三次市作木町での米軍機低空飛行について現地調査をおこないました。
平和団体のみなさんや新聞記者の方、高度計測解析の技術者の方など、十数人での調査活動となりました。


三次市作木は田植えを終えたばかりの水田と、新緑に囲まれた、本当にきれいな町。
三次市は「森の宝石」といわれる鳥、ブッポウソウの生息数日本一。特に作木には三次市の半数以上の生息が確認されています。

そんな作木で低空飛行したのは米軍機、EA6Bプラウラー電子戦機。
江の川沿いに、まさにうねるように飛んだ、という証言です。
作木町のNPO法人元気むらさくぎ専務理事の田村真司さんに話を聞きました。
「びっくりしました。外のイスに座ってご飯をたべていた人たちがいっせいに立ち上がった。コックピットの中が見えるほどの低空飛行」

「むらさくぎ」よりも江の川上流(南方、広島寄り)の「カヌー公園」。
岡本所長から話を聞きながら低空飛行経路をイメージ。

「『ゴォー』という音が南方の送電塔から聞こえたので『これは米軍機だ』と思い、とっさにカメラを構えた。見えてから頭上を通過し消えるまで3秒ほど。外にいた人たちもいっせいに立ち上がった」


さらに南方の「香淀駅」近くで低空飛行監視をされている女性からも話をききました。
「低空飛行はしょっちゅう。橋の高さよりも低く飛ぶこともある。操縦士が見えるので、いつも『あなたたち!そんな危険な飛び方はやめなさい!』と叫んでやるのよ。」
といいます。


人家、学校、グループホームのある、三次でこのようなことが平然と行われていること、絶対に許しません。
米軍の低空飛行訓練の大本には日米安保条約があります。
日本は安保条約をやめて憲法9条を生かした平和外交に転換してこそ、アジアからも世界からも信頼される日本になると考えています。
同時に、今、まさに住民がビクビクするような被害があるわけですから、
立場の違いをこえて、声をあげ、一刻も早くやめさせることが必要です。
三次市も、広島県も、この問題では政府に何度も中止を求めています。
ところが日本政府は米軍に対し何も言わない。
日本国民の立場に立った政治への転換が今ほど求められている時はありません。