2013年参院選、日本共産党へのご投票を心から訴えます!――選挙戦最終日の活動を終えて 日本共産党比例候補 大西オサム


多くのみなさんから激励を受け、また、多くのみなさんに支えられ、選挙戦を終えたことを心から感謝申し上げます。
1.本ブログでも紹介しているとおり、選挙戦では多くのみなさんから安倍自公内閣に対する強い怒りが多く寄せられました。
 今日(20日)の街頭宣伝でじっと演説を聞いてくださった(福山市東深津町で、60代)女性は私に「年金が少ないうえ、介護保険料は年金から天引き。何が『アベノミクス』か。本当に腹が立ちますよ。物の値段も上がった。孫にチョコレートを買ってあげたら同じ製品なのに『チョコレートが少なくなった』と孫から言われて気がついた。アベノミクスで大儲けしている人は一握り。庶民には何も良いことがない」と訴えられました。
 福山市の別の場所でベランダからじっと話を聞いてくださった女性は、「介護のうえ、子どもが進学。どうしたらいいかわからない」と訴えられました。
 投機とバブルだのみのアベノミクスでは、庶民が景気回復の“実感をその手に”(自民キャッチフレーズ)することはできません。

2、選挙戦では「自民党政治と対決し、抜本的対案をお示しする」立場を貫き、次の4つの点を訴えぬきました。
 1)日本共産党を伸ばしてこそ、消費税増税ストップ!本物の景気回復ができること。
  「大企業の内部留保」の還元は企業団体献金を受けている政党からは発想できません。
  消費税増税は国民一人ひとりの「都合」だけでなく、国の財政を救う大義があります。
 2)日本共産党を伸ばしてこそ、原発即時ゼロの確かな道が開かれること。
  原発事故からの2年4か月は原発なしで十分やっていけることを証明した2年4か月となりました。今も稼働原発大飯原発だけです。
  「原発利益共同体」にくみしない日本共産党を伸ばすことは「即時ゼロ」のもっとも確かな力です。
 3)日本共産党を伸ばしてこそ、自民党がたくらむ平和憲法改悪をストップできること。
  安倍首相が9条改悪を表明した7月15日。日本共産党は91回目の党創立記念日でした。91年の歴史は「反戦・平和」を命がけで貫いた輝かしい歴史です。
  各地で日本共産党の先輩が「戦争反対」を貫いた日本共産党を伸ばしてこそ憲法9条を守るもっとも確かな力です。
 4)日本共産党を伸ばすことは、TPP参加撤回をさせる確かな力であること。
  「亡国の協定」=TPP。アメリカ言いなり政治のおおもとに日米安保条約があります。
  日本共産党は安保条約を廃棄して対等平等の友好条約を結ぶことを提案しています。
  アメリカにもモノ言う日本共産党だからこそTPPの問題でも米軍基地の問題でも国民の立場でどこに気兼ねすることなく立場を貫くことができます。

3.福山市での最後から2番目の訴え(約10分)を最初から最後まで聞いてくださった高校2年生の女性。
「9条を変えようと自民党が考えているなんて、思ってもみなかった。原発「即時ゼロ」も私の考えとピッタリ同じ。自分の考えていることと同じことを言う政党があることを初めて知りました」と話してくれました。これほどうれしい反応はありませんでした。
 今朝の新聞・テレビでマスコミは「ねじれ解消」が最大争点と書きたて、自民党の言い分そのまま報道しました。「ねじれ」を言うなら国会と国民の願いとの「ねじれ」が問題です。消費税、憲法原発、TPPなど国民生活に直結する問題こそマスコミは報じるべきです。
 戦後続いた自民党政権、それに代わった民主党政権は「財界・アメリカ最優先」で国民の願いはその下に置く政治(=自民党型政治)でした。
 その矛盾はもう限界点に達しています。「財界・アメリカ最優先」政治を打ち破る政治勢力を伸ばしてこそ、国民の声が国会に届きます。
 現時点では選挙結果はどのようになるのかわかりませんが、「財界・アメリカ最優先」の自民党政治が続く限り、国民との矛盾のさらなる激化は避けられません。

4.最後にもう一度みなさんに心から訴えます。
 日本共産党をこの参議院選挙で大きく伸ばしてください。
 日本共産党を伸ばして、消費税増税をストップさせ、本物の景気回復を実行しましょう。
 日本共産党を伸ばして、原発ゼロの日本を実現しましょう。
 日本共産党を伸ばして、憲法9条改悪、国防軍づくりをストップさせましょう。
 日本共産党を伸ばして、TPP参加撤回をさせましょう。
 日本共産党を伸ばして、核も基地もない、平和な日本を実現しましょう。
 日本共産党を伸ばして、子どもや孫に胸をはって残せる日本をご一緒につくりましょう。
 日本共産党への投票でご一緒に未来を切り拓きましょう。