2012年衆院選を終えて

 衆院選では最後まで力をつくしましたが、衆院広島1区での議席獲得はならず、比例中国での議席を回復できなかったのは残念でした。
 寒風の中、ベランダや外に出て私の訴えを聞いてくださった多くのみなさん、奮闘された党員、後援会員、支持者、「しんぶん赤旗」読者のみなさんに心から感謝いたします。


 どの政党・候補も争点となった多くの問題に対し、明確な解決策と展望を示さない中、私は、消費税増税中止、即時原発ゼロ、TPP参加断固反対、核兵器廃絶と憲法9条を守り抜くこと、公共事業のありかたの転換などを訴えました。
 同時に日本共産党が「アメリカいいなり」「財界中心」の政治から抜け出す、本物の改革の党であること、政党乱立のなかで政党らしい政党であることを、最後まで訴えました。
 自転車にまたがったまま訴えを聞いてくださった女性が「はじめて共産党の候補者の話を聞ききました。ウン、ウン、とうなずくことばかり。今度は応援します」と声をかけてくださるなど、声が届いたところでは、共感の広がりを実感いたしました。


 どの問題でもその帰趨を決めるのは国民のたたかいです。
 私は引き続き公約実現のために、それぞれのたたかいを広げ、強く大きな党の建設へ力をつくします。来るべき参議院選挙での日本共産党の必勝に力をつくします。