2011年広島市長選をたたかって

公職選挙法の規定で有権者へのお礼が禁じられていますので、下記のメッセージを掲載しました)

 春晴れの気持ちいい朝を迎えています。
 私は広島市長選挙では20年ぶりの日本共産党公認候補としてたたかいました。
 しかし、力及ばず破れてしまったことは残念で、支持をしていただいた多くの有権者のみなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。


 私はこの選挙で主に2つの点をみなさんに訴えました。
 一つはこの選挙を「東日本救援・復興の選挙」とし、被災者支援、上関原発反対と国のエネルギー政策の転換、防災のまちづくり。


 二つは「くらし・福祉・防災」第一の広島市政をつくること。そのために高速5号線など、ムダな大型開発をやめること。


 これらの訴えに対し、「上関原発反対をきちんと言えるのは大西さんだけ」「エネルギー政策の転換の提起はすごい」などの反響があり、多くの激励やメールなどをいただきました。


 また、「財源に『公務員給与削減』をかかげる候補者がいるが、そうなると民間給与がそれに連動して下がり、デフレを招き、市税収入も下がり、悪循環だ。大きく見れば間違いだ。」という意見が意外に多く、私の財源論に多くの方が耳を傾けてくださったのも印象的でした。


 選挙結果はこれからしっかり総括し、市民のみなさんの願いが一歩でも二歩でもかなうよう、これからもがんばります。


日本共産党広島県委員会常任委員 大西オサム