元保守町議「安保はそろそろ考え時」――「安芸太田町と日本の未来について・日本共産党演説会」


「私はもう50年も経った日米安保条約はそろそろ考え時だと思います。50年間で世界が大きく変わったから」
――広島県安芸太田町で開かれた「安芸太田町と日本の未来について・日本共産党演説会」に参加した保守系の元町議が発言した時、どよめきがおこりました。
 このつどいには3人の現職町議と4人の元町議も含め25人が参加しました。
「町の人権啓発問題について」松本正行元町議
「黒い雨」現状報告を牧野一見元湯来町議、
共産党の政策」を私が報告しました。


会場は加計の、きれいでのどかな「川・森・文化・交流センター」

普天間基地問題は解決すると思いますか?」
「日本は戦争に負けたのだからある程度はアメリカにゆずるべき。普天間問題も政府が沖縄の人にお金を出して決着させたらどうか」
北朝鮮をどうみる?」
「米軍基地は本当になくせるのか」
「立場は違うが『黒い雨』問題にとりくむのは共産党だけ。他の政党からは見向きもされなかった」


など、活発に意見が出されました。


 これからの日本が向かうべき新しい日本外交と安全保障の方向について、従来の立場の違いをこえて足並みが揃ってきているような気がしてなりません。
 大きく変わりつつある世界の流れ、そして普天間基地問題などの国民が直面する矛盾が、そのような方向に導いているのかもしれません。