島根「もう動かさない!原発ゼロでいこう1000人集会」に1300人!広島からも約100人!


(広島のうたごえの舞台。向かって一番左の黒Tシャツが私!)
広島からは広島市福山市からバス、車などで100人をこえる人が参加。
私が乗車した「さよなら原発広島の会」のバスも、にぎやかでした。
中国電力は先日の日本共産党からの申し入れで「社運を賭けて稼働」という意志を表明しているだけに、意気があがります。
http://d.hatena.ne.jp/jcposamu/20120825#p1
行きのバスでもそのことを報告。
うたごえのみなさんの歌の練習で一致団結。


黒い雨の会の高東征二さんから「黒い雨の問題はまさに今起こっている福島原発事故内部被曝問題に直結します。国の「黒い雨被害者」に対する姿勢を変えるたたかいは、福島で被曝した子どもたちの将来につながるたたかいでもある」という訴え。


鈴木悌介さん(「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク代表」)の話は、感動しました。大変わかりやすく、引き込まれました。


小田原で蒲鉾工場や飲食店を経営されている鈴木氏は元日本商工会議所青年部会長。
「『食』は、食べ物のいのちを人間の命に移し替える仕事」
「いのちのモノサシが変わってきている。『お金』『効率化』。それでいいのか」
「『省エネはコストがかかる』という人がいるが、経済で一番大切なことはお金の循環。自然エネルギーへの転換で経済が前向きになる」
原発は万一の時に取り返しがつかない。使用済み核燃料の処理も確立されていない」
「私たちの自然、人、空気、物、これらは私たちだけのものではなく、未来から借りているもの。そう感じています」


鈴木氏の発言一つひとつどれもが当たり前のことだけど、その当たり前が当たり前でなくされている現実。
私たちの活動は当たり前を当たり前にする活動だとあらためて感じました。


なお、今日付け中国新聞では鈴木氏の講演について「(原発の)反対運動より、エネルギー自給の仕組みを身の回りから広げていくことが大事だ」と訴えた」とあるが、これは曲解、誤報
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201209030007.html
鈴木氏は「反対運動をするな」と言うのではなく、「『原発反対』の運動は単に原発をなくすにとどまらない重要な意味を持っている。それは次のあるべき日本の姿をつくる壮大な運動だ」と説いはずです。記者は何を聞いていたのか。