広島市公立保育園保護者会連絡会のみなさんと懇談


 広島市公立保育園保護者会連絡会(略称公保連)から3人の方が事務所にこられて懇談しました。懇談の趣旨は連絡会からの申し入れ文書にある「当事者の声をお聞きいただき、今後の保育施策、安心して子育てできる広島市のまちづくりに生かしていただきた」いということでした。


 広島市の公立保育園民間移管方針がでた05年以降の公保連の活動の歴史、公立保育園民間移管に対する保護者の意見、保育園舎の耐震化の願い、保育労働者の現状、などについての意見を聞きました。


 私からは公立保育園の民間移管反対は私の公約でもあること、園舎の耐震化は何をおいても急ぐべきで大型開発をやめれば財源があること、民間移管の流れは国の「地域主権改革」の流れの具体化のひとつであること、などお話しさせていただきました。


 参加者から

「子どもに市政がどのように対置するかということは、広島市を長期的に発展させるカナメの問題だと思います。子どもを産みたい、育てたいと思える広島市をどうつくるのかが、今度の選挙で問われると思います。子どもにかかわる問題をもっと大きく打ち出してほしい」
という意見がありました。


 今、管政権は“待機児解消”“二重行政をなくす”などの名目で「幼保一体化」の流れを強めています。これは株式会社の参入で公的保育の責任を投げ捨て、保育を自由競争の中に投げ込むものです。
 まさにこの問題こそ広島市が国の悪政から住民を守る防波堤として役割を発揮することが求められる分野。いっしょにがんばりましょう!