広島市安佐北区行動!

 ★ 午前は3人で白木町行動
「みんな『広島はないなっとる(無くなっていた)』ゆうとった…」
今日は白木町で、この間の活動協力者などを清水ていこさんと鈴木さんと3人で訪問しました。
安佐北区白木町は広島市とはいえ、農村地帯。
私自身も、これまでゴミ放置問題、建設残土問題などで関わった地域です。


寝巻き姿で出てきたYさんは今年80歳。
元気な姿を見せてくださいました。

白木町は黄色になっている。

なので思い切って「黒い雨」のことを聞いてみると、少し考えておもむろに語ってくださいました。
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「あの日、わしは午前中白木におって、3時か4時じゃったか(東区)矢賀におった。黒い雨の記憶はない。
朝、みんな『広島はないなっとる(無くなって)みたいで』ゆうとった。わしゃー、『たった一発の爆弾でないなるほずはない』と思ったが、ないなっとった。(東区)光町、東れん兵場、八丁堀…ぜんぶ見た。わしはその時は元気じゃったから、『手帳』はいらんと投げて(ほおって)たら、先輩にえらい叱られた。先輩に感しとる。」
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被爆体験をお話しくださいました。
元全日自労に所属されていた経験から、話に花が咲き「しんぶん赤旗」日曜版のほうを購読していただくことになりました。


Tさんは元広島市職員
しんぶん赤旗」をすすめてみると「読んでますよ」とおっしゃいました。
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「『赤旗』は本当に読むところが多いですよ。大きさ、タブロイド版(日曜版)がまたいいい。字も適当だしね。マスコミは堕落してる。全然読むところが無い。赤旗をもっと広げて欲しい」
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私たちが「じゃあ、ポスター貼らせてくださいよ」と志位さんの大きなポスターを見せると「目立つところに貼りんさい。ここらは『隠れ共産党ファン』が多いけん」と。



あるおうちでは、ダンナさんが「シカ肉」をさばいてらっしゃる場に遭遇。
「ここらは鳥獣被害(シカ、猿、イノシシ)がものすごいんよ。これからは田植えしたばかりの稲がやられる。芸備線にもシカが飛び込んでくる。数年前までこんなことはなかった。電気柵を設置したいけど、市の補助はわずか。」


午後は可部町で宣伝、訪問などの行動をしました。
寒いわ、雨が降るわで、たいへんな一日でしたが、どこでも笑顔で迎えてくださいました。