安芸区船越地域の中小零細企業を訪問

安芸区の山根元市議、中石さんと3人で訪問。
景況や要求を聞くこと、「しんぶん赤旗」の紹介、が目的です。
中小企業の状況は深刻です。
「町工場は日本の宝――この灯を消してはならない」
(以下、おっしゃっていたこと)


◆K社社長「景気をよくしてほしい。とにかく景気よ。週4日しか働いてない。助成金をもらっているが全然ダメ。先が怖い」


◆T社社長「景気は悪いね。良くなる兆しもないよ」


◆S社社長「今は中国との競争よ。日本はアメリカや中国をまねるのではなく、ヨーロッパのような最低限の社会保障だけは守る社会になったほうがいい。町工場を継ぐ者がおらん」


◆I社社長「大企業の下請けに対する買いたたきがひどい。というか、毎年5%ずつダウン。これはもう暗黙というか、そうなっとる。」


◆U社社長「ウチは3日。今日もワシだけ出てきて工場(約150坪)の掃除。南道路の仕事も来ない。『生活関連の公共事業』が少ない。民主は最初期待したが全然ダメ」


◆О者社長「とにかくすぐに景気をよくしてほしい」

中石さんによれば「この地域は以前は外国人労働者がたくさんいたが、今はそういう人が少なくてひっそりしとる」とのこと。
政府はすぐに町工場の機械のリース代や家賃などへの直接の固定費補助に踏み切るべきです。ひどい「買いたたき」に監視の目を光らせることです。

景気に冷水を浴びせる「消費税率アップ」をやめ、大企業の内部留保を中小業者に還元し、内需中心の経済構造をめざすべきです。

それらのことは町工場のみなさんはよくご存じでした。